Giai-Ko 義愛公(2017年台湾旅行)

義愛公(森川清治郎巡査)の業績を描いた真新しい壁絵巻。

6年ぶりの台湾行。

台北 Taipei:故宮博物院など主な名所を。
嘉義 Chiayi:故宮博物院南院義愛公名物食堂巡り

新幹線(高鐵)、初めて乗ったが、日本のと変わらない。快適快適。

故宮博物院南院(嘉義)。分院とは思えない充実の展示。築新しく大変綺麗な造りだった。

新幹線嘉義駅から、
タクシーで、義愛公の祀られている富安宮 Fu’an Temple へ。
海辺の静かな地区の中に、
リニューアルされたばかりの立派なお堂が建っていた。

Trip Advisor : 富安宮 Fu’an Temple
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1433864-d8131688-Reviews-Fu_an_Temple-Chiayi_County.html

義愛公を祀るお宮「富安宮」。

お堂では、
地域の方がお詣りをしたり、新聞を読んだり、
と静かに、ゆったりと過ごされている。

しばらくすると、
堂守らしい男性が現れ、
お像を私のところへ持ってきてくれた。

高さは50cmないくらい。
義愛公=制服姿の森川清治郎巡査だ。

義愛公(森川清治郎巡査)ご神体

Wikipedia : 森川清治郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E5%B7%9D%E6%B8%85%E6%B2%BB%E9%83%8E

森川清治郎巡査が、
この地に赴任したのは1897年。

村民の窮状を取り次いだ彼が、
逆に行政側から、住民扇動の汚名を着せられたことをはかなみ、
銃で自死したのが1902年。

のち、コレラが流行する中、
地区長の枕元に森川巡査が立ち「衛生に気をつけよ」とお告げをし、
おかげで流行が防がれた、とされるのが1923年。

森川巡査は ”義愛公=土地の守り神” として、人々から敬愛され大切にされている。

義愛公の業績を紹介するパネル

義愛公の業績を描いたレリーフ